外国人材受入れ拡大!! あなたの職場の受入準備は大丈夫?

国会では、外国人材受入れ拡大に向けた議論が大詰めとなっています。あらゆる生産やサービスの現場では、人材がひっ迫しており、今回の出入国管理法改正に対する経済界の期待は大きいと言えます。

受入れ拡大は、主に、家族の帯同を認めない特定技能1号と、長期在留や家族の帯同を認める特定技能2号に分かれるとされていますが、生産やサービスの現場だけでなく、行政サービスや教育、医療機関等、あらゆる職場に影響を及ぼします。

外国人社員は、その母国やバックグランドによって、服装や時間の考え方、会議や意思決定のスタイル、同僚や取引先との付き合い方等は様々です。特に日本人の経営者や職場の長は、日本のビジネス習慣は特殊であることを理解し、必要な職場環境や意識の見直しを行う必要があります。

具体的には、次の3点が重要です。1つ目は外国人社員の母国のビジネス習慣やマナーは、どういったものか理解すること。2つ目は、外国人社員の求める就業環境について、直接、その声を聞き理解すること。3つ目は、自社や自職場のビジネス習慣や職場環境について、見直すことができるものを見極め、そのための教育を含めた見直し、および検証を行うこと。

人種や文化、意識に関わることですので、一朝一夕に変えることは難しいと思いますが、上記3点を繰り返し行うことが、外国人材の能力を高め、自社のグローバル化につなげることができると考えます。

さて皆さんの職場での外国人受入れ拡大の準備として、どういった意識や考え方が求められるか、グローバルリーダーカードを用いて洗い出しを行ってはいかがでしょうか。

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