過去最高、増える外国人労働者

2019年6月末時点の日本に住む外国人が282万人を超えた(出入国在留管理庁)そうです。2018年末から半年間で、3.6%も増えています。

外国人雇用状況については、外国人労働者の雇入れ・離職時にハローワークへ届け出ることが義務付けられていますが、こちらも人手不足や政府の後押しなどを背景に、2018年には146万人(厚生労働省)を突破し、5年間で倍の人数まで増加しています。

ちなみに、国籍別に見ると中国が最も多く389,117名であり、25%以上を占めます。ベトナムは前年同期比で76,581名(31.9%)と大きく増加し、インドネシアとネパールも増加しています。

外国人雇用の増加は技能実習の増加が主な要因ですが、2019年4月にスタートした特定技能制度の適用を将来的に視野に入れている技能実習生も少なくないと思われます。

さて、日本の人口は、2010年の1億2千8百万人を境に減少し、2060年には、8千8百万人まで減少することが予想されています。労働の中心となる20~64歳までの年代は、2010年の7千5百万人から4千4百万人まで減少します。過去10年で高年齢者雇用も女性の就業率も大きく上がりました。もちろん生産性向上やRPA(ロボットによる業務自動化)も並行して進めていかなければなりません。

製造業や飲食業などに限らず、どの業種でも外国人雇用が急速に進み始めているようですが、皆さんの会社では、既に外国人雇用について進めていらっしゃるでしょうか。

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