🟪【グローバルリーダーカード|SKILL-11】
交渉力(Bargaining Power)
対等な合意を導く、準備と対話の力
「相手の言い分を断れずに、そのまま飲んでしまった」
そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
でも、グローバルなビジネスでは、
交渉とは“主張”ではなく、“合意形成”のプロセス。
相手と向き合い、対等に話し合いながら、より良い落としどころを探る力が求められます。
■ このカードが伝えたいこと
事前準備のもと、コミュニケーションを通して、合意形成を得ること。
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相手の情報(立場・ニーズ・条件)を事前にリサーチする
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単に主張するのではなく、お互いの利害が交差するポイントを見出す
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飲めない条件があるときには、代替案や譲歩案を提示して交渉の流れをつくる
「通るかどうか」ではなく、“話し合って価値を生み出せるか”が交渉の本質です。
■ 自分に問いかけてみよう
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🟣 相手に任せきりにせず、自分なりの“準備”をしていますか?
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🟣 交渉の目的やゴールを明確に持って臨んでいますか?
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🟣 折り合いがつかないとき、代案を出す工夫ができていますか?
■ たとえば、こんな行動から
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📋 事前に「相手の強み・弱み・譲れない点」を想定してメモをつくる
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🤝 「何を譲れるか・何が絶対に必要か」を整理しておく
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🗣 交渉中は、“条件の押し付け合い”にならないよう、対話をベースに進める
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💡 YESかNOかではなく、“選択肢”を複数用意して交渉に臨む
■ 組織での活かし方
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若手にも交渉経験の場を与え、準備・実践・振り返りの流れを学ばせる
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交渉を「駆け引き」ではなく「合意づくり」として教える文化を育てる
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海外案件などでは、日本的な遠慮や沈黙が誤解を招くことがあると伝える

■ 最後にひとこと
交渉とは、“落としどころ”を探るチーム戦。
相手を言い負かすことでも、すべてを譲ることでもありません。
目的達成と関係構築を両立するための、粘り強く、誠実なコミュニケーション。
あなたの「準備」と「問いかけ」が、交渉の流れを変えていきます。
この「交渉力」を含む全48枚のグローバルリーダーカードは、
実践的な対話力・判断力を育てる人材育成ツールです。