23. 倫理観 〜誠実さを貫く“あたりまえ”が、いちばんの信頼〜

🟥【グローバルリーダーカード|THINK-23】

倫理観(Ethics)

「やったほうが得かもしれない」「周りもやっているし…」
そんな誘惑や圧力に、あなたはどう立ち向かいますか?

ルールを守るのは当然のこと。でもそれ以上に求められるのが、
“人としてどうあるべきか”を判断基準に持つ、まっすぐな姿勢です。


■ このカードが伝えたいこと

倫理観とは、
目の前の利益に惑わされず、人としての良識に基づいて正しい判断をする力です。

  • 不正な依頼や曖昧なルールに対しても、毅然と「NO」と言える

  • たとえ孤独になっても、正しい選択をし続けられる

  • 組織の都合よりも、社会的な責任を優先できる

グローバル社会では、この“まっすぐさ”が、信頼と信用を築く土台になります。


■ 自分に問いかけてみよう

🔴 社内外からの「やってしまえ」という誘惑に、冷静に向き合えていますか?
🔴 指示されたことでも「これは正しいのか?」と立ち止まる意識はありますか?
🔴 「自分が誇れる判断だったか」を振り返る時間を持てていますか?


■ たとえば、こんな行動から

📌 グレーな依頼を受けたときは、まず「倫理面」から再確認する
📌 倫理的判断が難しいときは、上司や同僚と相談して透明性を高める
📌 過去に「自分らしい判断ができた場面」を記録し、自信を持てる判断軸を育てる


■ 組織での活かし方

✅ 倫理観を共有できる行動基準をチームで定める
✅ 倫理的に難しい判断について、オープンに相談できる場を設ける
✅ 「利益と正しさがぶつかるとき、どう行動するか?」を事例で学ぶ機会をつくる


■ 最後にひとこと

倫理観とは、“損得”ではなく“尊厳”で判断する力。

目先の利益よりも、長く続く信頼の方が、はるかに価値がある時代です。
あなたが選ぶ小さな“正しさ”の積み重ねが、組織と社会の信頼を築いていきます。


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価値観の多様化が進む今、誠実な判断力を養うための人材育成ツールとして活用されています。

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